この度、機関誌「こどもの図書館 10月号」(2024 年 10 月 10日発行)に印刷上の汚破損があることが判明いたしました。報告がありました箇所は11p、12p上部のですが、他のページの場合も考えられます。会員の皆さまにはご迷惑をお掛けいたしまして、誠に申し訳ございません。心よりお詫び申し上げますとともに、今後の印刷管理を徹底確認し再発防止に努めて参ります。
また下記の方法にて、機関誌の交換対応をさせていただきます。よろしくお願いいたします。
交換方法 jitoken.kochi@gmail.comまでご連絡をください
交換期間は2025年1月31日までとさせていただきます。
昨今の発送コストの上昇に伴い、個人の方の出版物等購入時の送料を2024年6月以降の注文受付分より、
以下のとおり変更いたします。
(現)10冊以上購入で送料無料 → (変更)購入金額10000円以上で送料無料
どうぞご理解くださいますよう、よろしくお願いいたします。
お待たせいたしました。『乳幼児おはなし会とわらべうた』の出版から6年、続編となる『赤ちゃんとわらべうた』をお届けします。
本書では、わらべうたがなぜ赤ちゃんに良いのかを伝え、赤ちゃんと一緒にたのしむわらべうたを、楽譜と解説をつけて紹介しています。
そして、そのわらべうたと絵本をどのように組み合わせて赤ちゃん向けおはなし会を行えばよいか、参加する赤ちゃんの月齢ごとのプログラム例を挙げて示すだけでなく、ある図書館でどのように「わらべうたと絵本の会」が始まり定着していったかの記録も掲載しています。
わらべうた研究家・尾原昭夫氏の特別寄稿「狂言にまなぶ赤ちゃんあそびの歴史」と、著者が福音館書店の月刊誌「こどものとも0.1.2.」の折り込み付録に連載した「赤ちゃんとたのしむ絵本とわらべうた」も一部修正して載せています。
近年、いろいろな場面で赤ちゃん向けおはなし会が求められています。すでに行なっている方はもちろん、これから行おうと考えている方も、ぜひ、この本を活用し、赤ちゃんをあたかかいまなざしで迎え、わらべうたを届けていただければと思います。
入手ご希望の方は、出版物ー購入方法からご注文ください。
『わが青春 -渡辺茂男、静岡から米国までの旅-』出版しました
『しょうぼうじどうしゃじぷた』をはじめとする著作と、『エルマーのぼうけん』他数多くの翻訳で、今も子どもたちを楽しませてくれている渡辺茂男さんは、児童図書館研究会の創立メンバーのおひとりでもあります。その渡辺茂男さんが、1989年8月から10月にかけて20回にわたり地方紙である「静岡新聞」に連載していた自伝を一冊にまとめました。
巻末には、編集を担当した静岡支部作成の、これぞ児童図書館員の仕事といえる「渡辺茂男刊行図書リスト」と略年表も付いています。ご長男渡辺鉄太さんから「あとがき」も寄せていただきました。
静岡で生まれ、フルブライト留学生としてアメリカへ渡るまで―『寺町三丁目十一番地』の世界を補完する内容で、当時の地図も入れて、静岡支部ならではの1冊になっています。
入手ご希望の方は、出版物-購入方法からご注文ください。
『子どもに定番絵本の読み聞かせを
-選書眼を育てる60冊の絵本リスト』出版しました
七年前に『子どもに物語の読み聞かせを』を上梓した尾野三千代さんの新しい本をお届けします。
尾野さんは、子どもに「定番絵本」を読み聞かせることによって、絵本選びの選書規準を学んだとご自分の経験を語っています。ここでいう「定番絵本」とは「子どもにとって成長の糧となり、生涯忘れえぬ喜びをもたらす絵本」のことです。そして定番絵本がどのように生まれたかを知ってほしいとの願いから、戦後の絵本の歴史について資料を駆使して述べています。石井桃子、瀬田貞二、渡辺茂男、松居直らの先駆的な仕事、ISUMI会の活動、「岩波の子どもの本」と福音館書店、絵本作家たちの誕生とその挑戦、空前の絵本ブーム……。絵本に詳しくない方には、1冊ずつの絵本が持つ物語に目を見張るばかりでしょう。またベテランの方も、新たな見取り図を示されて襟を正す思いになるに違いありません。
個人での学びに、また読み聞かせグループのテキストに最適です。巻末に、解題と件名索引を付した「選書眼を育てる60冊の絵本リスト」があります。
入手ご希望の方は、出版物-購入方法からご注文ください。
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